【法的課題解決事例・相続編3】空家をどうするか?
親から相続して手つかずとなっている空家。いま、空き家の管理・処分が社会的問題となっています。統計局の調査によると空家の数は900万戸といわれ、皆さんのご近所でもよく見かけるでしょう。空家は、住む人がいなくなり、管理がなされないと傷むのが早く、再利用を妨げる原因になります。私もよくご相談をいただきますが、空き家の活用にはいくつか方法があります。方法①、リノベーションして貸し出す、方法②売却する、方法③持ち主である相続人が、しっかり管理する、その他もありますが、代表的なのはこの3つくらいでしょう。ただ、③の持ち主がしっかり管理すると言っても、空き家に週に何度か通ったり、手入れをすることは容易ではありません。場所が遠ければなおさらです。リノベ後に貸したり、売却するのが最善の策でしょう。有利な売却としては、自治体では、解体費用を助成してくれるところもありますし、リノベ費用についても東京都や各自治体では、住宅エコ関係の補助金などで補助を受けられるものもあります。効果的に活用することで、費用を抑えて対策が可能です。
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